なかなか頭痛が治らず。脳神経内科クリニックに行ってCT検査を受けてきた。結果は特に異常なく、診断は予想通り緊張型頭痛。まあそんなものだろうな。病院に行かなくても治る症状だけど、身体的な異常がなかったという結果を得たのが大きいかも。
予約までの時間を潰すため、八王子駅南口近辺をうろうろした。駅構外に煉瓦ホームが残ってるのな。横浜線ホームの脇。これは甲武鉄道時代からの低層煉瓦ホームなんだろうか。
全然違うのに、JR八王子南口の構内線路を見ると、スティーブ・ライヒのディファレントトレインズのジャケットを思い出す。
ギターのフレットは線路なのか…
検査が終わった後、浅川の方に行ってみた。この辺に来るのは数年ぶりだ。日中にゆっくりするのは、猫が死んで以来かもしれない。
途中、あまり綺麗ではない紫陽花が咲いていたのだが、花型は滝平二郎の切り絵 を思い出す。
浅川のわきにブロックで囲まれた地蔵の一角がある。赤ずきんを被せられているが、首はない。石碑にそのまま赤ずきんが被せられたものもある。石碑は明治時代の文言が刻まれており、そこまで古くない。
浅川大橋の下。
自分を棚に上げて言うが、水の引いた河原で何をしているか分からない人がいる。まあ曇り空の橋梁の下でぼんやりするのも良いものだ。
月見草のような花が咲いているが、月見草よりも随分低い、地べたで這うように咲いている花がある。何だろうか。
河原にはニセアカシアのような木々が植生している。
あとは…オオハンゴンソウだろうか…?とにかく雑草が元気だ。
鬱蒼と茂った茂みの先に高層マンション、夏草の匂いが充満していて、小中学生の頃に好きだった「夏草」という歌詞が出てくる寺島尚彦の合唱曲などを思い出した。寺島尚彦というと、さとうきび畑の曲が有名みたいだが、私はマイナーな少年少女向けの合唱曲が好きだった。
↓寺島尚彦らしい曲だと思う
https://twitter.com/rider1cyclone/status/1103677060722057219?s=21
近くに元横山下水排水口がある。以前はここまで整備されてなかったような?
さらに近くにはギザギザ屋根の工場
上水道配水本管(暁水管橋)。人道橋ではない。
帰りに佐藤書房に立ち寄った。上階の与作はコロナの緊急事態宣言のため6月20日まで酒提供停止らしい。
以前から存在が気になっていた八王子の老舗歓楽街は営業していなかった。
中井英夫の「人形たちの夜」などを買った。この装丁、平野甲賀だった。