3ヶ月ほど前にAmazonで買った中国製の刺しゅうキット、ようやく完成させた。1個だけ。子供の頃から手芸好きだったから刺繍は初級程度に手を染めたことはあったけど、本格的にやったことはなく。チェーンステッチとかサテンステッチとか基礎的なことは知っていたけど、フレンチノットステッチは間違えて覚えていて、適当に玉留め感覚でやっていたらゴミみたいに汚くなってしまったので初めからやり直して大変だった。
まわりの余分な布は裏に折り込めば良いんだろうか。
ステッチは細かく見ると汚いが、図案が良いから全体的に見るとさほど粗が目立たない。ローズステッチが想像以上に簡単で楽しかった。刺し子のくぐり刺しと同じような感覚で、薔薇の花がぽんぽんできていく。派手で目立つモチーフなのにまったく手がかからない。
反対に大変だったのはフレンチノットステッチ。小さな細かい点を打つだけに思えるが、丸い形を整えるのがかなり大変。手を抜くと歪な形になって糸くずのゴミが付いてるみたいになる。
左のリボン部分の布がたわんでしまった。
説明書は中国語と英語だけだったけど、多少刺繍やったことあるから意味は大体わかった。
「全股」(whole share)とか「3股」(3 strands)とか「2股」とあるのは、刺繍糸を何本取りにするかということ(たぶん)。「全股」なら6本取り、「3股」なら3本取り、一応そのつもりでやった。刺繍針はセットで2本付いてるが、特に使いづらさなどは感じなかった。
先頭の番号が糸の色番号。このテーマで必要な技法はローズステッチ、サテンステッチ、フレンチノットステッチ(フレンチナッツステッチ、フレンチビーンステッチともいうらしい)、アウトラインステッチ(contour stitchというらしい)のみ。
昔の刺繍本を引っ張り出して基本ステッチの技法を確認してしまった。こうやってみるといたく簡単でわかりやすい。
一応「いちばんよくわかる 刺しゅうの基礎」というバイブル的な本(?)をネットで購入しておいた。Kindle Unlimited会員なら「はじめてさんにも写真でよくわかる基礎の本 刺しゅうステッチ事典 150」が無料で読める。今度は違うステッチに挑戦してみよう。それにしてもこの刺しゅうキット、2個セットで600円以下って、本当に安かったな。他の種類も買いたいけど、今はもう倍の価格になってしまった…
ところでAmazonで買った送料込み500円の中国製の激安刺しゅう糸100色、はじめは品質良くないと思ったけど、あると助かるな。今回もピンクの糸がたりなくなったけど似たような色があったので助かったもの。減ってきたらリピ買いしちゃうかも…