昭和のうた「ママとふたりのクリスマス」

今日はクリスマスイブ。毎年クリスマスシーズンに言っているが、「ママとふたりのクリスマス」という曲の寂しげな雰囲気が好きで。カラーインクを使用した杉田豊さんのイラストも。なぜこんなに寂しい雰囲気が好きなのだろう。

「ママとふたりのクリスマス」
作詞/若谷和子 作曲
編曲/服部公一
歌/加藤みどり

銀座「中銀カプセルタワービル」解体/高輪築堤の調査は「破壊」ほか ニュース

うーん、いいレコジャケ…

ジャガーさんがお亡くなりになったらしい

ジャガーさんがお亡くなりになったらしい

ジャガーさんがお亡くなりになったらしい。

その存在を知ったのは高校生の時。友達がネタにしていて。当時はロックスターになりきれないダサいネタキャラのように扱ってバカにしていた。友達は何でも笑いながら小バカにした口調で言う人だったから、悪気はなかったかもしれない。本人もある意味『底辺キャラ』だった(そう言えば戸川純に似ていると言われて嫌がっていたのを思い出した)。友達の鼻歌伝いに覚えた「ハロー!ジャガーだぞ!皆ついてこい!」のフレーズを後年ネット動画で確認したら、別の曲のように違っていた。数年前にジャガーさんがネットアイドルのような存在になっているのを知って驚き、懐かしさと同時に嬉しい気持ちに駆られた。ジャガーさん、事業家でもある人で。そのせいで『本業ロッカーとは違うダサさ』がネタにされて笑われていたように思うが、高飛車にならない(ように見える)態度が、私には親しみを持てる存在だった。とは言っても、手の届かない存在ではあって。そこがいい。ご冥福をお祈りいたします。

古いレコード袋 その2

U.K. EDISON 

U.K. EDISON

CISCOに続き、古いレコード屋の袋。西新宿にあったレコード屋、UKエジソン。今はライカエジソンになってるらしい。

U.K. EDISON

いまだに治らない緊張型頭痛(数年間続いてるので、多分そう簡単に治らない)に悩みつつ、能率の悪い処理能力を引きずって汚部屋の片付けなどをしているが、自分にムチ打つ気持ちを込めて、手元にある本や物などをUPしていこうかな。文字通りガラクタの列挙ブログになりそうだけど、ここにきてもう体裁なんか気にする必要もあるのかな、という心境にも至っている。いろいろネガティヴな気持ちになりまくりだし。

片付けをしていたら、子供の頃に母が書いた学級日誌の下書きなどが出てきた。私はずっと母を「頭の悪い女だ」と思ってバカにして生きてきた(父もバカにしていた)し、(いい年をしながら)母の言動には近年まで不満を引きずり続けてきたが、意外にも母の書いた文章は面白かった。そして思っていた以上に母は母なりに一生懸命を私を育ててくれていたのだ。それを知っただけで、もう文字通り「号泣」という言葉しか出てこないくらいに涙が出てきた。なぜこれほど私は愛され心配されていた面もあったのに、人一倍ツラい思いをして生きてこなければならなかったんだろう。それを思うだけで胸が張り裂けそうな気持ちになった。一番、能無しで役立たずで生きてる意味なしの汚物は、誰よりも私自身だったんだ…

バルトークの命日(1945年9月26日)

今日はバルトークの命日。

生きていれば140歳。

1881年(明治14年)3月25日生まれ

1945年(昭和20年)9月26日(64歳)死没。

頭痛を引きずりつつ、下手くそなピアノで少しバルトークを弾いた。

バルトークは昔買った紙の輸入譜を見て弾いているけども、近年はいざとなればPDFに頼れるのだから心強いもんだ。

CISCOのレコード袋

CISCOのレコード袋 

1ヶ月に1度以下の投稿回数になっているので、自分で作ったブログの仕様を忘れかけている。

ぼちぼちと部屋の片付けなどをしている。雑貨を入れていた古いレコード袋が、触っただけでポロポロと崩れていくほど劣化していた。昔、レコードショップ屋巡りなどを頻繁にしていた頃のレコード袋。紙ならもう少し保存性があったかもしれない。思い出としてとっておきたかったが、写真を撮って捨てることにした。

CISCOは2008年に倒産して、もう存在しない。さよなら、なのだ…

世界一格好いい玄米の曲「Brown Rice」他

世界一格好いい玄米の曲(たぶん)。
「Brown Rice」とは玄米のことらしい。
ドン・チェリーの1975年のアルバム。

ドン・チェリーとペンデレツキが一緒に演っているのを知って驚いた。どういう人脈…

1971年にドイツの音楽祭で行われた、ポーランドの前衛作曲家クシシュトフ・ペンデレツキとドン・チェリー率いる欧州フリージャズ人脈のライブ共演を記録した本作。当時のドンはアフリカ民族音楽に強く傾倒していて、所謂「フリー・ジャズ」として聴けるのはペンデレツキによる3曲目のみだと思う。この曲は他のアーティストによるカヴァーも結構あるだけに、本盤最大の目玉と言って良いだろう。
Amazonレビューより)

リスみたいにほっぺたのお肉ぷっくぷくですごい…

Perrette Samouiloffさんのクロスステッチ本が欲しいのだが、輸入絶版本が多く、高額で辛い。↓ほしい。

Image from Gyazo

初めてAliexpressで買い物した。怪しげなイメージが強かったしトラブルも多そうで避けていたが、Amazonより遥かに種類が多く安く入手できるので誘惑に負けた…。しかも楽天Rebatesを通して購入すると5%のポイントバック。さらにリーベイツフライデーと称して1,000円(税抜)以上購入で100ポイント付与されるので5320円購入して329ポイント還元予定。商品の到着予定日が30~50日後となっているが、果たして無事届くのか。

音楽という<真実> 新垣隆 読み終わり

「音楽という<真実> 」 新垣隆著を読み終わった。正直、後半の佐村河内守氏との関わりが深くなってきた展開であまり面白くなくなってしまった。佐村河内守氏も、初めのうちは、自分なりにイメージを膨らませて細かく指示書を書いて頑張って制作にのぞんでいた(面もあった)。それは意外で面白かった。元々おかしな人ではあったが、『耳の聞こえない孤高の天才作曲家』という自己アピールを始めてから更に奇行が目立つようになった。とにかく壮大な表現を好むのは素人の特徴だと本書に書いてあった。

趣味にしろ嗜好にしろ、クラシックや作曲家に対するイメージのもちかたにしろ、彼は完全にふつうの人なんです。彼はないか超然としたイメージをまとおうとしていたようですが、それ自体が非常に凡庸なことなんです。

「音楽という<真実> 」 新垣隆著

新垣氏はもともとクレジットにこだわりがなかった。商業音楽プロジェクトを完成させるための影武者(ゴーストライター)とわりきって制作に徹していた。現在も著作権フリー音源などは、魅力的な素材であっても作家名はわからないことが多い。そういうものだと思って、作曲に専念していた。佐村河内氏は音楽の知識や才能はないが、相手を恐れず飛び込んで仕事をとってくる能力はあった。それで新垣隆×佐村河内守のようなチグハグコンビができあがってしまった。本書では佐村河内氏の考えはまったくわからない。ただ思い込みの強い人であることはわかる。人間性に関しては難ありだが、お互いに欠けた部分を補い合うように機能していた部分もあったと考えると、バンドにも近い形態だったと言えるように思う。

佐村河内氏は、素人ゆえの怖いもの知らずの勢いでペンデレツキやピーター・ゼルキンにスコアを見せに行って断られたりする一方で、横尾忠則・一噌幸弘といった人々を製作者に引き込んでしまう面もあったのだから、侮れないというか何というか。世の中の人々は『勢いのある人間』というのに弱いのだな、と思った。

『鬼武者』はまだゲームのコンテンツなわけですから、言ってみれば私もそれを作るためのスタッフのひとりで、商品を成り立たせなければいけないと考えていました。彼は茶番を演じてはいるけれども、まず大事なのは、音楽、そして商品がいいものに仕上がるかどうかであって、作曲すること自体には何の問題もないと思っていました。クレジットがどうなろうと、そんなのは別にいいんじゃないかと。ただし、そこから彼が「芸術家である」というアピールを始めてしまうと話は別です。

「音楽という<真実> 」 新垣隆著

巻末の登場人物一覧。16ページ分。

「音楽という<真実> 」 新垣隆著

2014年に“ゴーストライター騒動”で世間の注目を集めた作曲家・佐村河内守(さむらごうち まもる)氏の手がけた新たな楽曲が、YouTubeで公開されている。当初は名前を伏せて配信していたが、その後「佐村河内守 作曲・制作」と明かすことを決意し、公開した。

以下の動画は今年4月に公開された佐村河内守の新曲。「音楽という<真実> 」 新垣隆著を読むと、佐村河内氏が元々この程度の能力を持つ人だとわかる。威厳があり悲壮で壮大なものにこだわる特徴がよく出てる。正直、私には未消化のつなぎ合わせ音楽のように聴こえてしまう所もあるが、現代音楽をあまり聞かない層にはこちらの方が「わかりやすい」のでないかとも思う。

音楽という<真実> 新垣隆

図書館から借りてきた新垣さんの本「音楽という<真実>」、まだ途中までしか読んでないけど、とても面白い。佐村河内守のゴーストライターに関するゴシップ的な要素が強い本かと思ったけど、少年時代からどのようにして音楽の素養を身に付けてきたかが、とても丁寧で分かりやすく書いてあって刺激を受ける。少年時代から音楽に関しては天才肌な人だったんだな。子供の頃から譜面を書いて作曲していたらしい。一方、自分の短所・欠点も冷静に把握してる。子供の才能を蝕まないご両親の育て方も良かったと思う。

音楽という真実 新垣隆

音楽に関しては、西洋の古典音楽から現代音楽、ポピュラーミュージックまでいろいろなジャンルに言及してる。

YMOに関しては、こんな見方をしている。

「坂本さんが言っていることですが、(細野さんは)ラヴェルとか知らないはずなのにラヴェルっぽい和音を出せちゃうような才能ですね。坂本さんはもちろん天才なんですが、技術をもっていて、それで分析したり構築することができる。でも、そうでないはずの細野さんとか立花ハジメさんは、才能や感覚だけでやっている。そういう点で、坂本さんが細野さんのことを天才だと言うのはわかるんです。」

音楽という真実 新垣隆
音楽という真実 新垣隆

前半だけでも出てくるワードが面白い。山本直純、ショパン、ベートーベン、小澤征爾、高橋悠治、武満徹、ストラヴィンスキー、坂本龍一、中川俊郎、三善晃、シュトックハウゼン、ドビュッシー、スネークマンショー 、冨田勲、近藤譲、アールヴィヴァン…

近年の新垣さんはジェニーハイというバンドにも参加しておられるが、↓こういうバリバリの現代音楽もやはり格好いい。

本の買い物

ニャンニャン

今日も順調に頭が痛い♪

ブックオフで買った地図。

高尾山、景信山・陣馬山 登山詳細図

書き込みがあった。高尾駅から小仏登山口までタクシー2000円程度らしい。路線バスだと200円前後だっけ。

高尾山、景信山・陣馬山 登山詳細図

まったく訳わからんかもしれんが、竹田青嗣のハイデガー入門の本もお安かったので買ってきた。こちらも書き込み入り♪

竹田青嗣 ハイデガー入門

書き込み入りの本は、元の所有者を想像して楽しい気分になるので、嫌いではない。でも元の所有者はとっくにそんなことも忘れているだろうな。

竹田青嗣 ハイデガー入門

ニャンコいた。若そうなニャンニャン。

ブックオフに「地質学者が見た風景」とか武満徹の本があって気になったけど、いずれもネットショップの方が安い価格だったので買わなかった。

地質学者が見た風景
武満徹の世界

武満徹のこの本の表紙の映画館が気になるんだけど、小諸だそうだ。この時代にタイムスリップして人生やり直したい。

武満徹の本

高橋悠治の「水牛楽団のできるまで」という絶版本、図書館にあることがわかったので今度借りてこよう。助かった…

水牛楽団のできるまで

ヤフオクで水牛楽団関連の過去相場を見たらこんな感じ。

ヤフオク 水牛楽団関連
ヤフオク 水牛楽団関連

私の頭痛が治る日は来るのだろうか…

そういえば、吉原幸子の詩集はブックオフで見つけられなかった。

私が吉原幸子の詩を初めて聞いたのは中学生の時、谷山浩子の楽曲の中で。 「少女は・・・」という全3部から成る曲、詩が大好きだったが、つい最近まで谷山浩子さんの作詞だと思っていた。

吉原幸子さんのFacebookも格好いい。

↓四谷の老舗ジャズ喫茶「いーぐる」の話まで出てきた。後藤さんのジャズガイドを読んでいーぐるの存在は昔から知っていたが、行ったことは一度もない…

わたしはどこにもゐなかった─吉原幸子の四谷 _ 左右社