『九段下ホテルグランドパレス6月30日をもって閉館』他

ホテルグランドパレス(東京都千代田区飯田橋一丁目 1 番1号)は、1972 年の開業以来、多くのお客様にご愛顧いただいておりましたが、この度、2021 年 6 月 30 日(水)をもちまして、ホテルの営業を終了いたします。
ホテルグランドパレス<公式>|東京・九段下|飯田橋|神楽坂|神保町|武道館|

白い杖を持った方のこと

先日、病院帰りに町を歩いていたところ、白い杖を持った方が信号前で方角さえ分からない様子であちこち向きを変えながら進むべき方向を探っていた。白い杖の方を見かけることは時々あるけれど、大抵は弱視のようで方角は把握している。ところが今回見かけた方は横断歩道とは真逆の方向に進もうとしていた。あまりに危険なので、見かねて道案内を買って出た。私以外にも心配して声をかけようとしていた方がいたけれど、若いカップルの方々だったので、急ぐ用事もない自分の方が適役だろうと思い、そのまま道案内を引き受けた。実は身体障害者の方にあまり直に触れ合ったことがない。それまではどういう風に接して良いか分からない戸惑いを引きずっていたが、その時は地元だったこともあり、多少は自分でも道案内のお役に立てるだろうという自信をもって「どちらまで行かれますか」と声をかけてみた。相手の口調がはっきりしていたこともあり、自分でも驚くほどすんなり数百メートル先のバス停まで案内することができた。知らない人にいきなり腕を組むなんてこと、相手が普通の人であれば当然できないが、「安全第一」を考えて行動すればまったく恥ずかしがる気持ちも起きない。むしろ相手の方が引いていないか?と心配になるくらい。今になって知ったが、そうやって腕を組んで道案内する方法はさして間違っていないらしい。ただし、日本点字図書館の情報によると、目の不自由な人に自分の腕を掴んでもらって案内するのが最適らしい。あとこちらのツイートによると、「もう少しゆっくり歩いて」とリクエストされることもあるらしい。私が案内した方は、眼球がなかった。正直、サングラスの下に垣間見えたその方の素顔を怖いと思ってしまったのは事実。だが、私も人から知られて引かれたら傷つく様々な要素を持っているのも事実。形態が違うだけで、お互い様なのだ。

「いっしょに歩こう」目の不自由な人の誘導方法を簡単にまとめたリーフレットがダウンロードできるようになりました|日本点字図書館

世界一格好いい玄米の曲「Brown Rice」他

世界一格好いい玄米の曲(たぶん)。
「Brown Rice」とは玄米のことらしい。
ドン・チェリーの1975年のアルバム。

ドン・チェリーとペンデレツキが一緒に演っているのを知って驚いた。どういう人脈…

1971年にドイツの音楽祭で行われた、ポーランドの前衛作曲家クシシュトフ・ペンデレツキとドン・チェリー率いる欧州フリージャズ人脈のライブ共演を記録した本作。当時のドンはアフリカ民族音楽に強く傾倒していて、所謂「フリー・ジャズ」として聴けるのはペンデレツキによる3曲目のみだと思う。この曲は他のアーティストによるカヴァーも結構あるだけに、本盤最大の目玉と言って良いだろう。
Amazonレビューより)

リスみたいにほっぺたのお肉ぷっくぷくですごい…

Perrette Samouiloffさんのクロスステッチ本が欲しいのだが、輸入絶版本が多く、高額で辛い。↓ほしい。

Image from Gyazo

初めてAliexpressで買い物した。怪しげなイメージが強かったしトラブルも多そうで避けていたが、Amazonより遥かに種類が多く安く入手できるので誘惑に負けた…。しかも楽天Rebatesを通して購入すると5%のポイントバック。さらにリーベイツフライデーと称して1,000円(税抜)以上購入で100ポイント付与されるので5320円購入して329ポイント還元予定。商品の到着予定日が30~50日後となっているが、果たして無事届くのか。

Windows 11発表。年内提供予定でWindows 10からは無償アップグレード

Windows 11発表。年内提供予定

あんなに「Windows10が最後のOS」だって言ってたのに…
なんなんだよ…

と思いながらWindows 11互換性チェックプログラムを実行してみたら「このPCではWindows 11を実行できません」と出た。orz

Windows 11発表。年内提供予定

Windows 11の最小要件は、1GHz以上で2コア以上の64bit CPU、メモリ4GB、ストレージ64GB以上、DirectX 12互換のGPU、9型/720p以上のディスプレイとインターネット接続となっている。

Windows 11発表。年内提供予定

ところで日本の古本屋のトップページが少し変わってしまった。嫌だな…

音楽という<真実> 新垣隆 読み終わり

「音楽という<真実> 」 新垣隆著を読み終わった。正直、後半の佐村河内守氏との関わりが深くなってきた展開であまり面白くなくなってしまった。佐村河内守氏も、初めのうちは、自分なりにイメージを膨らませて細かく指示書を書いて頑張って制作にのぞんでいた(面もあった)。それは意外で面白かった。元々おかしな人ではあったが、『耳の聞こえない孤高の天才作曲家』という自己アピールを始めてから更に奇行が目立つようになった。とにかく壮大な表現を好むのは素人の特徴だと本書に書いてあった。

趣味にしろ嗜好にしろ、クラシックや作曲家に対するイメージのもちかたにしろ、彼は完全にふつうの人なんです。彼はないか超然としたイメージをまとおうとしていたようですが、それ自体が非常に凡庸なことなんです。

「音楽という<真実> 」 新垣隆著

新垣氏はもともとクレジットにこだわりがなかった。商業音楽プロジェクトを完成させるための影武者(ゴーストライター)とわりきって制作に徹していた。現在も著作権フリー音源などは、魅力的な素材であっても作家名はわからないことが多い。そういうものだと思って、作曲に専念していた。佐村河内氏は音楽の知識や才能はないが、相手を恐れず飛び込んで仕事をとってくる能力はあった。それで新垣隆×佐村河内守のようなチグハグコンビができあがってしまった。本書では佐村河内氏の考えはまったくわからない。ただ思い込みの強い人であることはわかる。人間性に関しては難ありだが、お互いに欠けた部分を補い合うように機能していた部分もあったと考えると、バンドにも近い形態だったと言えるように思う。

佐村河内氏は、素人ゆえの怖いもの知らずの勢いでペンデレツキやピーター・ゼルキンにスコアを見せに行って断られたりする一方で、横尾忠則・一噌幸弘といった人々を製作者に引き込んでしまう面もあったのだから、侮れないというか何というか。世の中の人々は『勢いのある人間』というのに弱いのだな、と思った。

『鬼武者』はまだゲームのコンテンツなわけですから、言ってみれば私もそれを作るためのスタッフのひとりで、商品を成り立たせなければいけないと考えていました。彼は茶番を演じてはいるけれども、まず大事なのは、音楽、そして商品がいいものに仕上がるかどうかであって、作曲すること自体には何の問題もないと思っていました。クレジットがどうなろうと、そんなのは別にいいんじゃないかと。ただし、そこから彼が「芸術家である」というアピールを始めてしまうと話は別です。

「音楽という<真実> 」 新垣隆著

巻末の登場人物一覧。16ページ分。

「音楽という<真実> 」 新垣隆著

2014年に“ゴーストライター騒動”で世間の注目を集めた作曲家・佐村河内守(さむらごうち まもる)氏の手がけた新たな楽曲が、YouTubeで公開されている。当初は名前を伏せて配信していたが、その後「佐村河内守 作曲・制作」と明かすことを決意し、公開した。

以下の動画は今年4月に公開された佐村河内守の新曲。「音楽という<真実> 」 新垣隆著を読むと、佐村河内氏が元々この程度の能力を持つ人だとわかる。威厳があり悲壮で壮大なものにこだわる特徴がよく出てる。正直、私には未消化のつなぎ合わせ音楽のように聴こえてしまう所もあるが、現代音楽をあまり聞かない層にはこちらの方が「わかりやすい」のでないかとも思う。

血圧計の比較

先週買ったドリテックの上腕式血圧計BM-201の測定値があまりにも高く出るので不安になり、中古でタニタの手首式血圧計BP-210を追加購入してみたが、測定値があまりにも違うので戸惑う。最高血圧に20〜30もの開きがある。ドリテックの上腕式の方が高く出る。タニタの手首式の最高血圧が140台ならドリテックの上腕式の最高血圧は170台とか。どちらにしても高いけど、どちらを信用したら良いのだろう。

とりあえずコンパクトで扱いやすいのは手首式。ドリテックのは上腕式としては最小の部類らしい。

血圧計の比較
左がドリテックの上腕式。右がタニタの手首式。
血圧計の比較
タニタ BP-210
血圧計の比較
ドリテック BM-201

手首式血圧計は、手首の位置が心臓より低いと測定値が高く、手首の位置が心臓より高いと測定値が低く出てしまうらしい。

桑都日本遺産センター 八王子博物館(はちはく)訪問

脳神経クリニックに行った後、6月12日にオープンした桑都日本遺産センター八王子博物館(はちはく)に訪問してみた。サザンスカイタワー八王子のビル内にできたとは聞いていたが、昨年閉店したクラフトハートトーカイ店舗の跡地(セリア向かい)がその場所だと知って驚いた。

桑都日本遺産センター 八王子博物館(はちはく)
桑都日本遺産センター 八王子博物館(はちはく)
桑都日本遺産センター 八王子博物館(はちはく)

入館無料、館内の撮影OK。八王子郷土資料館は駅から離れていたこともあって、いつもひっそりとしていた印象があるが、サザンスカイタワー八王子は駅前ビルのせいか人の出入りがわりと多いのが意外だった。若い人も立ち寄っていたのが印象的だった。館内展示は簡素な印象だけど、ディスプレイデザインや音楽は専門家に依頼しているようで、観光都市としての宣伝効果も期待していそう。図書コーナーに並ぶ郷土本のニッチな町内資料を見るのが楽しかった。

桑都日本遺産センター 八王子博物館(はちはく)
昭和時代の車人形の専用首
桑都日本遺産センター 八王子博物館(はちはく)
桑都日本遺産センター 八王子博物館(はちはく)
桑都日本遺産センター 八王子博物館(はちはく)
桑都日本遺産センター 八王子博物館(はちはく)

「八王子の絵図Ⅱ」「八王子の府立学校」「なつかしの商店双六」を購入。

桑都日本遺産センター 八王子博物館(はちはく)

「八王子の絵図」は復刻版の古地図が6枚詰め合わせされていて、細部がかなり不鮮明な印刷なのだが、1枚116円と考えるとお安い。

桑都日本遺産センター 八王子博物館(はちはく)
桑都日本遺産センター 八王子博物館(はちはく)

「八王子なつかしの商店すごろく」3枚詰め合わせセット¥300。昔の住所入りの商店広告が面白い。

桑都日本遺産センター 八王子博物館(はちはく)
桑都日本遺産センター 八王子博物館(はちはく)

はちはくの目前のセリアで段染めの刺し子糸を見つけて購入。あまり自分好みの色合いではなかったので、紫系と青系だけを買った。

セリアで段染めの刺し子糸

古本屋のまつおか書房に立ち寄ってみた。2019年8月29日に移転して以来、開店中に訪問したのは初めて。成人系が多く、店内は狭い。ネット検索でヒットする本はネット倉庫の方で保管されているものも多いようだ。八王子の郷土資料系の本を多く扱っているようだが、それらも倉庫の方にあるようで、別の客が取り寄せを依頼していた。そのお客さんが購入していった本が「三多摩自由民権資料集」といったような本で、ちょうど手元にあり中身を見たら面白そうだったので値段も800円と手頃だし買って帰ろうと思っていたら先に買われてしまった。八王子の郷土ファンの人なのか。取り寄せ本も八王子の郷土資料関係だった。

まつおか書房

昭和のアングラサブカル系の本が多く、雑誌「黒の手帖」などもあった。私は目当ての本がなくて「秩父史話」を買った。

まつおか書房

まだ大分頭の圧迫感が強い。頭が痛くて読書もままならない。薬の量は2倍に増えたが、血圧用の薬はまだ様子を見ましょうということで処方されなかった。どうなるのだろう。

音楽という<真実> 新垣隆

図書館から借りてきた新垣さんの本「音楽という<真実>」、まだ途中までしか読んでないけど、とても面白い。佐村河内守のゴーストライターに関するゴシップ的な要素が強い本かと思ったけど、少年時代からどのようにして音楽の素養を身に付けてきたかが、とても丁寧で分かりやすく書いてあって刺激を受ける。少年時代から音楽に関しては天才肌な人だったんだな。子供の頃から譜面を書いて作曲していたらしい。一方、自分の短所・欠点も冷静に把握してる。子供の才能を蝕まないご両親の育て方も良かったと思う。

音楽という真実 新垣隆

音楽に関しては、西洋の古典音楽から現代音楽、ポピュラーミュージックまでいろいろなジャンルに言及してる。

YMOに関しては、こんな見方をしている。

「坂本さんが言っていることですが、(細野さんは)ラヴェルとか知らないはずなのにラヴェルっぽい和音を出せちゃうような才能ですね。坂本さんはもちろん天才なんですが、技術をもっていて、それで分析したり構築することができる。でも、そうでないはずの細野さんとか立花ハジメさんは、才能や感覚だけでやっている。そういう点で、坂本さんが細野さんのことを天才だと言うのはわかるんです。」

音楽という真実 新垣隆
音楽という真実 新垣隆

前半だけでも出てくるワードが面白い。山本直純、ショパン、ベートーベン、小澤征爾、高橋悠治、武満徹、ストラヴィンスキー、坂本龍一、中川俊郎、三善晃、シュトックハウゼン、ドビュッシー、スネークマンショー 、冨田勲、近藤譲、アールヴィヴァン…

近年の新垣さんはジェニーハイというバンドにも参加しておられるが、↓こういうバリバリの現代音楽もやはり格好いい。

血圧が…ヤバい

先日、脳神経内科に行って検査してもらった時に血圧が高いと言われたので、血圧計を買って毎日測定しているのだが、日に日に高くなっていってしまって冷や汗もの。昨日はⅢ度高血圧の範囲の183まで行ってしまった。血圧計の誤差だろうか。昨日はずっと高めの数値で、そのせいか分からないが、日中だるかったので、何もできなかった。今日は昨日より低めになって少し安心。それでも高いけど。

買ったのはdretecのBM-201という上腕式血圧計。2600円程度という手頃な価格。単4の乾電池式。iPhoneとの連携機能はないので、手動でiPhoneに結果を入力している。血圧系のアプリはどれが良いかわからなくて、今のところヘルスケアに自動入力してくれる血圧測定と血圧管理を利用中。血圧測定で入力するとヘルスケアにも血圧管理にもデータが引き継がれて便利。

血圧計
血圧アプリ
血圧アプリ

図書館に行って高橋悠治の水牛楽団の本など借りてきた。新垣さんの本、ゴシップ的な内容かと思いつつ何となく手に取ってみたら意外と読みやすく面白かったので借りてしまった。幼い頃からの音楽遍歴が書いてある。吉原幸子さんの本は詩集ではなかった。真っ黒な人形の表紙かと思ったら違った。何種か装丁あるんだろうか。前衛音楽入門は20世紀の現代音楽からアバンギャルドロックまでの流れっぽい内容。

図書館

図書館で消毒機を初めて使ってみた。本来は本を開いて立てかけて使用するものを、寝かせて使ってしまった。意味ない。紫外線と風を30秒当てるものだが、あまり効果は分からない。

図書館

日本の土葬文化に関して

日本の土葬

日本では土葬が禁止されていると思いこんでいたが、禁止されているわけではないらしい。キリスト教の墓地などでは土葬が行われている所もあり、古くから土葬の風習を保っている地域も全国にある。ただ許可がいるのと場所が少ないことから、簡単にはできない状況らしい。

日本の土葬

奈良の土葬の村のページがヒットし、著者の書籍「土葬の村」を図書館のサイトで検索してみたら、25人待ちだった。人気書籍らしい。迷惑YouTuberのような人々から格好の標的にされて村を荒らされなければ良いがと思ってしまうが…

ちなみに柳田国男の本はKindle Unlimitedで無料公開されている。